1人1振刀剣を持ってる街の話

 例えば、2205年で未来の審神者候補発見&審神者候補保護の為に1人1振刀剣を所持することが当たり前になった時代、とか。自分たちの目的を邪魔する審神者から排除しようって動きを察知して、自衛手段として各々適性に合った刀剣を所持させるの。

 対象は審神者の親になりうる人間と審神者候補だよ。先に審神者やられたら世話ないから、先に護衛をつかせておくの。とはいっても初期刀の役割取るのも世界観的にどうなん?って気もするから政府権限による顕現になるのかな。選出されるのは主に短刀から打刀だけど、適正によっては大きい子もいる。

 護衛が目的だしレベル1の子連れててもちょっとなってなるから政府が刀寄こしてくるよ。でもやっぱり総数が母数に対して少なさそうだから特区とか作られてそこに住むことが義務付けられる、とか。
 護衛刀剣たちはいい相談役だったり、友人役だったり、それぞれのポジションを獲得して過ごすの。

 いつか彼らが審神者になったり、審神者候補を育てきったりしたら護衛刀剣はお役御免になるよ。涙の別れを経て次の保護対象の元へ向かうことになる。
 そのため本丸の個体よりコミュニケーション得意な刀剣も多いし、単騎での戦いに異様になれてる。基本ぼっちで戦うからね!

 初期刀5よりも地味に選ばれる率が高い脇差組とか。あと護衛対象に選定された時点で親の年齢だと短刀が多かったり、小さな子供だと地味に打刀や太刀が多かったり。
 めちゃめちゃガールズトークする乱ちゃんと加州とか、部活の練習に付き合ってくれる大倶利伽羅とか……

秋水堂もの置き小屋

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