花咲きの街<青年編>構想その2

新キャラ二人について


・伊東夏華

 神秘殺しの家の一人娘。現在は当主。明るく朗らか、非常に前向きな性格。圧倒的太陽属性。黙っていれば大和撫子、口を開けば残念な美少女、いざという時には主人公、な強い女の子。

 武器は薙刀だが、近接・遠距離問わず一通りの武器は扱える模様。ただ伊東家の術の相性の関係で近接武器、特に薙刀や槍などの長柄物を好む。

 敬語を常に用い、物腰柔らかに見せて、かなりの頑固者。人の強さを凝縮したようなあり方であるため、一部の人間には非常に眩しく見えるときも。

 一弥とは中学生からの友人。思うところはないわけではないが、似た境遇の友人として慕っている。恋愛感情はない。

「私は伊東夏華と申します。どうぞお見知りおきを

「見敵必殺、常識でございますれば!この伊東夏華、見事敵の首級上げて見せましょうぞ!……えっ、違うんですか?」



・北野一弥

 化物殺しの家の一人息子。跡継ぎの立場にいるが、非常に微妙な立ち位置にいたため、異世界にやってきて少しだけほっとしている。悲観的で後ろ向きな性格。表面上は普通の男子高校生らしいふるまいをするものの、根本にあるのが諦めであるため、暗さがぬぐい切れない。

 武器は打刀。妖刀村雨丸、の概念ともいえる刀。あんまり使いたがらず、普段は無銘の刀を使用している。夏華とは違い刀しか扱えないが、その分熟練度は段違い。

 立場に応じた振る舞いができるため、夏華に比べれば常識人な印象を受ける。優柔不断気味で自信がない。夏華を眩しいと思い、自分も変わっていきたいとは願っている。

 夏華とは中学からの友人。強く、まっすぐな彼女に惹かれている自覚はあるものの、向こうにその気が清々しいほどないのも知っている。

「北野一弥です。よろしくお願いいたします」

「必要とあらば切り捨ててやるとも。そら、どこからでもかかってきやがれ」

秋水堂もの置き小屋

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